大雨だった。雷まで鳴った。2020年07月25日 22時42分07秒

カメラを持って病院などの行くと、「何を撮るのですか?」とよく聞かれる。
「人を撮ります」といえばすこしキザになるし、「街を撮ります」と答えればつぎには、
「どんなところですか?」と聞かれる。回答が難しい。

また「なぜカメラを持ち歩いているのですか?」とも聞かれる。
「武士の脇差しみたいなものです」と答えることにしている。
カメラを持っていないと何かを忘れたような気になる。
病院などへは、コンデジか、小さいミラーレスを持って行く。
旅行するときはほとんどフルセットを持って行く。
レンズがそろっていないと、必要な焦点距離のレンズを持っていなくて取り損ねたり満足いくシーンなどが撮れなかったりすると後悔する。
だから多少荷物になってもフルセットを持ち歩く。
最近はニコンを使うことが多くなったので、余計重くなった。
オリンパスはミラーレスで小さいしよく写るのだが、なんとなく物足りないので大きく重いのだがニコンのフルセットを持ち出す。
今カメラ業界はソニー以外は青息吐息である。
使う側とすればいろいろ注文がある。
最近のカメラはなんとなく家電的になっている感じがする。
機能がてんこ盛りでどれをどう使えばいいかさっぱりわからない。
デジカメを何台か入れ替えたが、使っていない機能の多いこと。
確かにスマホは機能が多いが、ことカメラに関してはアプリを開き自分が撮りたい風にメニューで選び、後はシャターのアイコンを押すだけである。それで、写りネットに送信できるのである。
これでは一眼レフなど不要になってくる。写りも夜景などはスマホの方がよく写る。
デジカメはシャッターを押す段になっていろいろ手数がいる。
昔のカメラはシャタースピードと絞りに気を遣えば後はシャッターボタンを押すだけでよかった。
ホワイトバランスやシャターや絞りの関係は頭にたたき込んでいるので別段の違和感はないが、それ以外のあればいい機能は、使い切れていない。

街に出て脇差しカメラを構えるが、最近は肖像権などというやっかいな権利のせいで、街中の面白い人々のショットがなかなか撮れない。
せめて子供をと思ってカメラを向けると、すぐピースサインで答えてくれる。
そうではないのだけどね。
私はさっきまで無心で遊んでいた君たちを撮りたいのだけどね。

それやこれやで街に連れ出した脇差しカメラは、使うこともなく肩にぶら下がったままになってしまう。

写真は今朝採れた我が家のキュウリ。ゴーヤはなかなか実がなってくれない。


今日はすごい雨だった。九州ではまた水濡れした家屋があったとか。水の被害もコロナ禍もノーサンキューである。