ダム撤去息吹き返す川2012年03月06日 23時43分07秒

先週の新聞を切り抜きしていると、こんな題の記事がありました。

熊本県八代市の荒瀬ダムを撤去するという記事でした。
すでに水門は開放されているのでダムの機能はなくなっているのですが、いよいよ本格的に撤去が始まるというものでした。

水門を開けてから干潟の生物も昔に戻りつつあるということで、大型ダムがいかに生態系に影響を与えるかという証明ですね。

和歌山でも不要な大型ダムがいくつもあります。
水害が防げない、水質が悪くなる、不要なダムは撤去すべきです。

うまく砂も下流に流れて魚も楽に遡上できる、小型の小さなダムをいくつも建設し、そこに近くの集落だけに供給する発電設備を備えればいいのにといつも思います。

記事にもありました。

「ダム湖は観光になる」「仕事も増える」と明るい話を聞かされ住民たちは賛成した。だが、夏は藻が異常発生。水が茶褐色になり泳げなくなった。魚は遡上しなくなり,蛍は消えた。

というのが現状です。
こんな大型プロジェクトの時は、いつもいいことばっかりいいますが、実際は違っています。

今こそ真剣に生態系や未来に向けての国土作り計画を、きちんとしなければならないと思うのですが・・・・

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