秋らしいいい天気だった。夕方少し冷えてきた ― 2023年11月07日 19時55分33秒
今日は夕方少し寒くなってきた。これが本当の気温かもしれない。
今まで暖かすぎた。
テクテクに行こうと階段を降りるとカメムシがいた。
いま絶滅危惧種を絵にしているがタガメがカメムシの仲間とはにわかに信じがたい。
余り見かけることが少ないがノーヤクに弱いらしい。
そういえばノーヤク華やかな1970年後半から1980年前半まで田んぼ一面、昆虫やフナ、メダカなどの小魚の死骸が累々と浮かび上がった光景を見た。
その責任は誰も負わない。
その中にこれから絵にするタガメもいた。
もう逢魔が時が近い。でも階段がある。
これは写真は1976年のもので、元はカラーだが変色していたので白黒にした。
イヌの名前は「ルリ」といった。
この日は、わが家に遊びに来たのであるが、もう大分年をとっている。
クマの被害をあちこちで聞くがこんなイヌがいれば里には下りてこない。
クマを撃ち殺すなという声があるが、同じ生物である牛はどうなのか。
星野さんもアラスカでクマにやられた。
人間も同じ動物である。やられる時もある。
クマも人里に降りてくれば打たれる時もあるだろう。
クマのプーさんではないのである。
人間と動物の生きるか死ぬか、せめぎ合いである。
クマを捕るマタギも年をとって少なくなっている。
悪循環である。
北海道のヒグマも鮭が遡上せずガリガリにやせている。
皆人間の経済活動がバランスを崩しているのである。
このまま冬眠の為の餌がなければ彼らの死活問題である。
動物を絶滅させてはならない。
タガメの絵を描きながらそう思う。
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