青島広志「五つ星クラシック」2019年12月08日 21時16分48秒

今日は昼前から会社ら万葉ホールであった青島広志の「五つ星クラシック」を聞きに行ってきた。

ホールに着いたがまだ開場前だった。
黒い背広を着た男性が10人ほど扉の中で立っていて女性が二人当日券の販売をしていた。
男性たちは、なんか盛り上がらない感じで立っていたが、見に来た人も少なかった。
いままで青島広志さんのコンサートは人がいっぱいだが、ここは違った。
開場後ホールに入ったが、900人くらい入るホールに、人はまばらで見た感じ200人くらいだった。

青島さんも少し怒ったように、トークを始めたが、この人の集まりの悪さは何だろうと思ったが、やはり取り組みの弱さではないかと思う。
市の職員らしい10人ほどのスタッフに、イベントをして皆さんに聞きに来てもらっているという意気込みが全然見られなかった。
それに腹を立てたのかどうかわからないが、職員らしき人が二人立っていたのを座らせた。
「立たれると演奏家はすごく気になりますので座ってください」
と言われてもなかなか座らなかった。
このあたりは公務員っぽい。
職員が楽しんでなく義務的にイベントを監視している感じだった。

最後に青島さんは、
「これだけに入場者だったら、足が出て大変でしょう」
と言っていたが、まさにその通りで市が主催するとこうなるという見本のような演奏会だった。

演奏そのものは、最小限の楽器で、普通のオーケストラの三分の一くらいの少人数だったが、音がよくフルメンバーにも劣らない、いい演奏だった。
青島さんも一生懸命クラシックの作曲家の裏話や歴史などをわかりやすく話してくれた。
演奏や話の内容がよかっただけに、聴衆の盛り上がりにかけたことが残念だった。