ＫＩＫＵＯのブログ

2012年9月の台風10号はあまり覚えてませんね、やはりその前年の台風12号による紀伊半島大水害が凄すぎました！
あの時の紀南の各地の損害は、筆舌に尽くしがたい凄まじいものでしたからねぇ…
私はあの台風の5日後にわたらせ温泉に予約してまして、キャンセルしようとしたら龍神村経由なら何とか来られると言われて旅を強行したんです、ところが途中20数カ所で片側通行で、ようやくホテルささゆりに辿り着いたのは夕刻でした。
３つのホテルのうち営業してたのはささゆりだけ、しかも本宮の被災者の方々も大勢宿泊されてまして夕食も同席でした。
食事中も家が流されたとか集落ごと無くなったとか、被災者の皆さんの話を聞いているとビールすら頼めませんでしたよ！
私がよく利用していた道の駅瀞峡街道熊野川も破壊され、かあちゃんの店のおばちゃんも亡くなられました…
それから10年間私は県外への旅行はやめて、全て和歌山県内の特に被災地にお金を落とそうと決めました、そしてその旅を記録に残し県外の方々にブログで宣伝しました。
那智勝浦町の井関では結婚を目前にした当時の町長の娘さんが、結納の日に母とともに家ごと大岩に潰されました。
紀伊勝浦駅の観光協会で働く語学堪能なお嬢さんで、当時は熊野美味しいもんマップの編集に携わっており私も友達でした。
あの大災害では私の知り合いが3人も亡くなりました、もう一人は十津川村の民宿の女将で台風が去ってから巨大な土砂崩れで集落ごと消え去りました。
昨年は海南市を局地的に襲った線状降水帯により、私の店が50cm浸かって大被害を受けました。
災害はまさに忘れた頃にやってきて何もかも奪い去ります、大自然の営みだけに誰にも文句も言えません、私たちはただその自然の営みに身を任せるより他無いのですね。

ですよね。自然災害の前に人間は無力ですよね。井関の大雨被害は私の後輩も家を流されました。あそこも過去にも大災害があって家を建ってはいけなかったようです。古文書を見る必要があります。
私の串本の家は津波の跡がなげしより高いところに残ってました。
串本の場合大島という自然の堤防があるので家は潰れませんがかなり被害があったようです。古座方面から津波が来ればどうでしょうね。私はまだ生まれてなくて聞いただけですが。
年寄りは子供や孫に地震の時の逃げ方などを繰り返しいっていましたね。