会津八一の歌碑2014年01月26日 22時35分02秒

奈良検定は終わりましたが、やはり奈良の方に足が向きます。

今日は中宮寺の会津八一の新しい歌碑を見に行きました。
平成22年に建立されたもので、他の歌碑と比べると石も新しいものでした。

弥勒菩薩半跏思惟像を詠っています。

 みほとけ の あご と ひぢ とに あまでら の 
                あさ の ひかり の ともしきろ かも 

歌の意味は、仏様のあごとひじのあたりにこのかすかな朝の光が射し、なつかしく心ひかれる。というところでしょうか。

さすがうまくうたっています。


中宮寺から、慈光院に行きました。
ここは以前から行きたかったところで、奈良検定の問題にもありました。
片桐石州がお茶の心を説いたところです。

なかなかの庭園でした。
座敷に通されて、お茶をいただきました。


夕暮れて、矢田寺に足を伸ばしました。
もちろん名物のあじさいはまだ茶色の茎だけが一面に立っていました。


帰りの西の空はきれいな夕焼けでした。