映画「最高の人生の見つけ方」を見た。 ― 2019年11月24日 21時53分03秒
それはそれでよかった。
行く予定のところを変更して、映画を見に行った。
映画は「最高の人生の見つけ方」
人生のほとんどを家庭に捧げてきた主婦北原幸枝(吉永小百合)と、人生のほとんどを仕事に捧げてきた大金持ちの女社長剛田マ子(天海祐希)。
末期がんで余命宣告を受けた二人は入院して”自分の人生の虚しさ”に気付く。
そんな二人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】。
二人はこのリストすべてを実行する決断をする。
そうすることで今まで気づかなかった生きる楽しさと幸せに出会えた二人。
ラストには、二人の名前を付けたロケットが宇宙に飛んでいく。
私は、2008年上映の、同名の映画を見ていたのでどういう焼き直しをするか楽しみであった。
『スタンド・バイ・ミー』の名匠ロブ・ライナーのメガホンで、感動ストーリーをさわやかなユーモアで描き切っていた。
仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。
共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、病院を脱出。
“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。
素晴らしい演技を見せる2人の名優の友情とすがすがしい笑顔に、思わずほろっとさせられた。
日本版「最高の人生の見つけ方」もなかなか面白く、そしてほろっとするところがあった。
最初は天海祐希と吉永小百合は、あわないのではないかと思ったが、なかなかアンバランスの面白さがあった。
監督の狙いもそこにあったような気がした。
しかし吉永さんは、年を取るごとによくなるね。
私も、子供のころから死ぬまでにやりたいことがまだあるのだが、ほとんど実現していない。
このごろバイクで少し長い距離を走ったり、昨日のように釣りに行って草藪の中を歩いたりすると、くしゃみと鼻水が出るようになった。
何かアレルギー反応を起こす草花ができてしまっていてその花粉かなにかを吸うとアレルギーを起こすのかもしれない。
この頃少し体質が変わって敏感になってきたような気がする。
映画の時くしゃみを心配したが幸いくしゃみも鼻水もそれほどでなかった。
写真は今日の夕暮れ。
こんなに晴れるとは思っていなかった。
マナスルに立つ ― 2016年08月06日 22時54分59秒
その記録でした。
小学校一年か二年だから見ていないかもしれません。
ネパールにポーターが裸足で急峻な山道を歩いているのを見てびっくりしました。
モーターサイクル・ダイアリーズ ― 2013年05月30日 23時31分10秒
二等三角点 ― 2009年07月06日 00時34分57秒
アカデミー賞 ― 2009年02月24日 12時04分25秒
そういえば興行収入も邦画の方が多いとか。
これはCG頼みのハリウッドバイオレンスアクションが飽きられて、どちらかといえば、癒しやノスタルジーを表現し、その中で人間の本質を表現している、そんな映画が見られている証拠だと思います。
受賞した短編アニメもすばらしいできで、全部みたい気になりました。
またこれで映画館へ足を運ぶ人が増えればいいなと思います。
映画は総合芸術で、息をのむようなすばらしいシーンがあったり、人の一生を左右するようなセリフがあったりします。
最近は、BSの映画番組を録画しておいて、休みに見ることが多いけれど、再々度くらい見るものが多く、以前劇場では理解できなかったシーンやセリフが、居間で見るとまた新しい感覚で見えてくる場合があります。
でも劇場の臨場感にはかないませんね。
漫画ばかり読んでいる某国の首相に、この快挙の理由、理解できるかな。
日本人がこれから目指すべき方向を、二つの受賞作の内容が示唆している感じがするのだけど・・・
ダーウィンの悪夢 ― 2007年01月07日 23時30分50秒
岸和田カンカンやイオンタウンに来ていないので、その映画の存在を知らなかったのだが、映画評論家がほとんど80点以上付けていたのと、ちょうどバスやブルーギルの被害に悩む漁師の「私は琵琶湖の漁師です」という本を読んだあとだったので、どうしても見たくなり大阪まで見に行った。
映画は淡々と進み、クライマックスとかは特にないように思うが、よくみていると地球上のすべてのものに当てはまる課題を所々で投げかけているのが分かる。
普通のドキュメンタリーであれば、その監督の思い入れや、この映画によってこう変えていきたいとのだとかの一種の押しつけがましさがあるのだが、この映画にはそれがない。
それがかえって見るものを、うーーんとうならせずにはいられない何かがある。
たった数匹のナイルパーチの放流が、湖の生態系を破壊し職業の選択を狭くし貧富の差の拡大となってしまった。
その魚をよりたくさん消費しているのが北欧や日本という事で、我々も無関係ではないのである。
我が琵琶湖も、漁師さんの話では琵琶湖固有種が激減したという。
無関心ではいられないのである。
16mmフィルムで撮ったのか分からないが、ざらついた画面でリアリティがあり、久しぶりにいいドキュメンタリー映画であった。
これは、是非たくさんの人に見てもらいたい。
宮崎監督 ― 2005年09月10日 07時08分21秒
映画の賞を頂いた。 うれしいね。黒澤明監督もそうだったけど、世界に名をはせた名監督は絵が上手。宮崎監督はたまたまアニメで当然だけど、自分自身でイメージをできるというのが映画を作る上で大切で、それをスケッチして表現できるというのは鬼に金棒という感じがする。黒沢監督のステッチもすばらしい。 こんな日本人がたくさん出てきてほしい。 ふとおもったんだけれど、神武東征をスペクタクルで映画化したらどうなるだろうか?
これまで神武天皇は実在しないと言われてきたけれど、私はいたと思っている。たまたま天皇というベールをかぶせたけれど、そうした人物はいなくてはおかしい時代であった。イギリスのアーサー王にしてもよくわからないがいまだ英雄である。中立な立場で、神武という人物を考えさせる映画ができたらおもしろいと思うが・・あかんやろね。いまさらといわれるのが落ち。 でも古事記や日本書紀は、学校では単に古典の知識としてのみ教えられて、その背景や成り立ちについて全く習わなかった。私も含めて日本の成り立ちのところで、議論するための知識を与えられなかったという気がする。
ヤタガラスに言葉をしゃべらせて、九州や熊野・吉野を縦横に走り回る映画、あかんかな。
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