深層崩壊2012年09月03日 23時26分32秒

昨日、5段の滝を見に行ったのですが、道路が崩落し車は途中までしかいけませんでした。いくら4駆でもこのがれきは超えられません。

水流はこんな溝を作ってしまいました。
この溝にあった石が手前で道をふさいでいました。
自然の力はすごいです。

そしてびっくりしたのがここです。
どうも山全体が川を埋めてしまった感じです。道も川もなくなっていました。
砂防ダムがこの下にあるのですが、もう満杯でした。
5段の滝はこの奥かもっと左手なのかわからず、天気の具合も悪かったので引き返すことにしました。
自然のパワーのすごさを感じた光景です。

そして下の写真は、高野龍神スカイライン護摩壇タワーの少し下の平らな緑地だったところです。
見事に崩落しています。
もしここに人が住んでいたら大変なことになっていたと思います。

昨夜NHKでこうした深層崩壊が起こる原因をやっていましたが、なるほどと納得しました。やはり太平洋側の山は崩れやすいのですね。

北西向きの山肌が崩落しやすくなっているということをいっていました。
災害に遭わないためにも大雨の時にはリスクのある山肌脇を通るのは避けた方がいいですね。

自然の驚異を見せつけられて、人の力は大自然の中ではほんとに小さなものだと改めて感じました。
それとともに、壊れやすい山やそれを支える地層の状態を絶えず調べる必要があることも知りました。