この無駄遣い2017年04月18日 22時00分13秒

少し前の新聞で諫早湾の事業のことで記事があり、関心があったのでスクラップしておきました。

テレビでも大きくニュースになってからもう20年たってしまったのですね。
あの鋼板が一斉に海を閉ざした衝撃的な光景は忘れられません。
ただそれだけだったらよかったのですが、海の再生やら水質改善やら罰金とやらで498億円も無駄な税金を使っています。

当時素人が見ても費用対効果が薄いと思っていたらそれ以上にどっちつかずの事業であるため費用がかさんでいるとのこと。

しなくてもいい公共事業のつけはきっちり国民が払うのですからいやになります。

宍道湖の淡水化には857億円もかけて結局は反対のため中止したとのこと、これは中止が正解ですが、これも税金をいやというほど使ってます。

費用対効果と言えば、長良川河口堰、私も反対の集会にカヌーで参加しましたが、1500億円も使って確保した水の16%しか利用していないとか。
そんな大失敗をしても役人さんは懐は痛まないし、やり遂げたという事実で満足して、失敗であっても責任をとらないのが、また腹立ちますね。

全国的にもこうした無駄な施設がいっぱいあります。
そしてそれらの事業は税金で貴重な自然を壊して、投資に見合った稼働をしていないのが現実です。
なぜそんな工事をしたのか、国民はどこにお金がながれたのか、誰が儲けたのかわかっていますが、諦め半分で看過してきました。

八ッ場ダムなどは5320億円の総事業費といいます。
これも無駄なダムになりそうな気がします。

この狭い日本の国土をこれ以上壊してほしくないのですけどね。

最近は国土を壊すだけでは飽き足らず、国民の心まで壊すような施策を次々に打ち出してきています。

なんとかしたいですね。

今日は暑いくらいでしたが、今からこんなでは、今年も天変地異が襲って来るのではないかと心配しています。
何もなければいいですけどね。