雨の一日。時折大雨がふる。2024年07月01日 15時31分30秒

燕があちこちに巣をしているが最近少なくなっているのが気になる。
飛ぶ燕が毎年少なくなっている。
一度造った所に翌年も造ると言うが・・。
この鳥までいなくなるとノーヤクがたくさん必要。
もっと大事にしたい。

   白壁を汚さぬやうに燕の巣・・・鷹羽狩行


ヤマガラはずいぶん写真を撮っている。
餌箱を置くと飛んでくる。
一緒にパソコンもたたいた。
近くでいても逃げない、朝など食事を待っている。それがまたかわいい。

   山雀や榧の老木に寝にもどる・・・蕪村


このアオサギはポーズをした。
普通ここまで近寄ると逃げてしまうが、このアオサギは逃げずにカメラに収まった。

    青鷺は水に羽音をふりすてて・・・渋谷道


コゲラがこんな都会で仕事をするのかと思ったが
夏に見たが季語は秋である。

   木つつきの死ねとて敲く柱かな・・・一茶


「空蝉」は仏教の無常観と結びついているが、確かにその姿ははかない。
空に生を受けても、長くて20日しか生きられないのもはかない。

   空蝉のいずれも力抜かずゐる・・・阿波みどり女


公園だがオニヤンマがいた。
たくさんいた子供の頃は餌がメダカだった。
今は昔。

   行く水にをのが影追ふ蜻蛉かな・・・千代女


雨だから俳句をたくさん見ている。
そして私の今日の句。

   雨降って駐輪場に猫がいる・・・KIKUO

もっとうまくなれば俳号を考えなければいけない。
永六輔さんが「六丁目」(六丁目に住んでいたから)、江國滋さんが「滋酔郎」、柳家小三治さんが「土茶」(どさまわり)、小沢昭一さんは「変哲」ほかにも面白い俳号がたくさんある。
私も面白い俳号を持ちたいなと思う。

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