楠その後2012年01月08日 20時34分26秒

楠はとうとうとれました。
根はすべてとれませんでしたが、何とか大本の根は撤去できました。

切り株の太さは22センチ、中心の根の太さが18センチ。
昨夕根が二本あると思っていたのは、一本でした。
まっすぐ下に伸びていました。

これを切りながら思いました。
昔の大工さんはこの根っこを見て、五重塔の芯柱を思いついたのではないかと思いました。

それほど見事にまっすぐ下に太い根が伸び踏ん張るように四方に枝根が伸びていました。

でもこの作業をやったおかげで、痛かった腰が治ってしまいました。
はじめは腰が痛くてもうやめようと思いましたが、腰を伸ばしたり力を入れたりしているうちにもみほぐされて、よくなったのですね。

のこぎりで根を切っていると、楠の香りがしていい気分になりました。
結局2日間木の根っこと格闘したわけです。

あとは木のなくなった部分の、庭のデザインをしなければなりません。