もったいない2016年02月29日 22時44分22秒

少し以前の毎日新聞余禄で、
「売れ残った恵方巻が大量に捨てられている」という書き出しで、文がつづられていました。
その日、フランスで、売れ残り食料の慈善団体への寄付を大型量販店に義務付ける法律が成立した、と続けていました。

本当にそうですね。
もったいないですね。

私が子供のころ豚を飼育している人が毎朝3輪自動車で、各家の角に置いている残飯を入れたバケツから残飯を集め飼料にしていました。

当時は何かにつけ、ご飯やおかずは残すことはなかったのですが、魚の骨や野菜の芯の部分などをバケツに入れてつっておくと持って行ってくれました。

無駄なく、利用していました・

それが今では日本では毎年約500万トンから800万トンが捨てられているそうです。

テレビでは、食べ物も薬もなく力尽きそうな子供の映像を放映して寄付を呼び掛けていますが、今も捨てられている大量の売れ残りや宴会などの残りを肥料として再利用するなり、まだ解凍してなくて賞味期限が来ていない食料など他への転用するなど上手な利用方法があると思うのですけどね。

ヨーロッパに政治のいいところは、いいと思ったらすぐ法制化し、皆がそれを守る所にあります。

日本は意外とそんなところが弱く肝心なキメの部分がいつもあいまいですね。
他国と比較してさみしい思いをします。

何とかこのもったいなさを解決し、世界の見本となるような施策を打ち出してほしいと思います。

ま、泥仕合や離合集散、暴言などが噴出して肝心な議論ができていない現状では夢なのでしょうか。

でも税金が使われているのは確かですから、それに見合った政治をしてほしいといつも思います。

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