殺さず減らす新技術で・・2019年08月01日 21時47分43秒

ブルーギル
昨日の毎日新聞に、「殺さず減らす新技術」と題してゲノムを改変してブルーギルを退治しようということが書かれていた。

理屈は、ゲノム編集で不妊遺伝子を持つ雄を作り、野性の雌と繁殖行為を繰り返させると誕生した子や孫の一部だけ産卵できない雌になるという。そのままだと不妊遺伝子を持つ割合が減って元に戻ってしまうため長期間にわたり飼育した不妊遺伝子を持つ雄を放流し続ける必要があるという。

私は、琵琶湖の魚が減ったのは、コンクリ大好き人間たちの無駄な護岸工事や埋め立て工事にあると思う。
それに知らんふりをし、漁獲が減り漁師が困っているのが外来種のせいだといわすところに腹が立つ。

琵琶湖はすごいポテンシャルを秘めた湖である。
ゲノム編集された改変魚を引き続き放流し、ブルーギルを駆逐して在来種や固有種の本来の生態系を確率してほしい。

そのためには護岸や田んぼとの関わりをもう一度見直し、本来の琵琶湖の魚種が繁殖しやすい環境を作るべきである。

そうした根本的な解決策を講じないでSDGsをうたってもだめである。

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