軽自動車の税金2013年12月11日 17時49分16秒

今朝のニュースで知りましたが、とうとう軽四輪の税金が上がるようですね。

YAHOOニュースでよくよくみれば、50CCと小型2輪も上がるとのこと。
これって庶民いじめですね。

なぜそういう発想になるのか。
官僚が決めたのでしょうか。
アベノミクスの本質が見えてきた感じがします。

現行の1.5倍をもくろんでいるようですが、原付バイクだと1000円から3000円になってしまいます。

日本の法律の悪さは、ベースになるものをきちんと決めないでその上に新たな仕組みを作ることにあります。
バイクを例にとれば、今の法律のベースは戦前のものなので、トライクが、ドアをつけなくてハンドルが円形でなくシートがまたがり式だと、普通免許で運転できてヘルメットが要らない、という不思議なカテゴリーとなっています。

その法律の不思議さを逆手にとってできたのが、ライクーT3なのですが、自分で運転していてもこれはヘルメットが必要だと思います。

でも法律では要らないのです。
バイク試験ではなく自動車の運転免許があれば乗れるのです。
T3は便利この上ない車なのです。
高速道路でもハーレーのトライクに、ヘルメット無しで乗っているのを見かけます。

軽4輪にしても、1トン前後の今の軽四輪ボディに660ccは明らかに非力です。
その証拠に外国向けは同じボディに800cc以上のエンジンを積んでいます。
またそれの方が燃費が良くなります。
今軽四輪が燃費を軽減しようと必死になっていますが、このままだと普通車の燃費に負けてしまうと思います。いまでもハイブリッドの小型車に燃費ではかなり負けています。

私の考えは、今後の軽四輪というカテゴリーは、まだ認可されていないEVスモールモビリティタイプとし、今の軽四輪は普通自動車の変な枠組みも取っ払った上で普通自動車に組み入れ、ボディサイズは自由にし、排気量と環境保護適合値で税金を決めればいいと思います。

そうすれば普通車でも2000cc以下の5ナンバー自動車が、幅1.7mを超えれば3ナンバーになっている不合理も改善できると思います。
排気ガスを出さない自動車は、税金を下げるようにすればよりいいですね。

ま、あらゆる状況になってもお上のいうことを聞き、何となくやり過ごすのが日本人なので、私ごときが話題にする必要はないのかも知れませんが・・・

それにしても、施策全般が庶民感情からかけ離れた方向に行きつつあるのが、腹立たしいですね。

写真は、道の脇で朽ちつつある軽四輪です。