和歌山県立文書館古文書講座 ― 2016年07月30日 22時02分53秒
今日は和歌山県立文書館古文書講座に行ってきました。
2016年度第一回ということで、初心者向けの講座でしたが、面白かったです。
読み解いた古文書は御坊市の大庄屋の記録でした。
「子供召し連れ御出揃い」という題で、宗門改めの儀があるので近隣の庄屋は8歳になる子供を連れて大庄屋のところに集まりなさい、という案内文でした。
行書をやったことのある人であれば、簡単に読み解けると思いますが、私は崩し字の知識が全くないのでほとんど読めませんでした。
でも講師の先生が丁寧にわかりやすく教えてくれたので、終わりころはだいぶ感じがつかめてきました。
でも昔の人は本当に字が上手です。
写真の古文書は次回のテーマの古文書です。
講座のあったフロアの廊下にショーケースがありのぞくと、昔懐かしい8mm映写機や撮影機などが展示してありました。
趣味でやっていた方が機材を一式寄贈した感じです。
このテープレコーダーは私も同じものを持っていました。
鳥の声やFM番組のエアチェックなどによく使いました。
NECの8801mark2、これも持っていました。
当時のパソコンはHDDなどなく全部FDが受け持ったので、ワープロはFDを抜き差ししながらのもので結構手間がかかりました。
今のスマホを使っている人たちからすると考えられないスペックで、当時今のスマホ並みのスペックのパソコンでしたら何百万円もしたでしょう。
なにせこの機種の後に、私が購入したPC9801UV2はフルセットで50万円以上しました。
機種名がわからないスプリングカメラと2眼レフ、そして8mm撮影機。
このほかにも編集機やワープロなどがたくさんありました。
好きだったのですね。
この県立文書館のある、きのくに志學館はもう10年以上前に行ったきりで、それも施設の中を見ていなかったのですが、今日行って少しじっくり見たのですが、いろいろいいものがありました。
ピアノやバイクで有名なヤマハの創業者が和歌山市出身というのを、和歌山県の偉人のパネル展示で、初めて知りました。
近いうちにもっとじっくり見に来ないといけません。
和歌山県民ですから和歌山をもっと知らなければいけませんね。
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