紙芝居屋さん2013年03月10日 23時25分32秒

私が子供の頃は、毎日いつ来るかいつ来るかと、待ちわびた一つに紙芝居屋さんがあります。
自転車でやってきて子供と色々話をしながら、紙芝居をセットします。
そしていろんな物語を話してくれました。
面白かったですね。
それが最近はほとんど見かけなくなりました。

時折テレビでやっている人の紹介を見かけましたが、最近はそれも滅多になくなりました。
テレビゲームも面白いですが、紙芝居のおじさんは、結構人生訓を紙芝居に織りまぜながら喋ってくれていたような気がします。

5円か10円でもらう水飴も美味しかったです。割り箸でくるくる回して真っ白にしてしゃぶりました。それに酢昆布。

写真は、1987年頃の街角の紙芝居屋さん。
紙芝居屋さん

スタイルは昔ながらの木の箱ですが、移動は少し進んでバイクでした。
紙芝居屋さん

皆熱心に見ています。
この中に私の娘もいます。まだ小学生です。
紙芝居屋さん

そして飴や昆布をもらうのも昔のままでした。
値段はいくらだったか忘れましたが、こういうやり取り、いい雰囲気ですね。

今はゲームですからこういうつながりがないですね。
懐古主義ではありませんが、こうした文化は残って欲しいといつも思います。

今は、幼稚園や保育園で紙芝居をよくするようですが、しっかり演じて紙芝居の面白さをずっと伝えていってほしいですね。

この写真を撮って以来、街角の紙芝居屋さんにであっていません。