牽牛子塚古墳2010年09月13日 12時39分32秒

斉明天皇の陵墓とされる奈良県明日香村の牽牛子塚古墳の発掘現場に行ってきました。たくさんの人が来ていました。
最近こうした古墳発掘現場には、たくさん人が集まります。
この日も朝から2000人を越える人が集まったそうです。
いったのは昼からでしたので、少しは減っていましたが、それでも渋滞という感じでした。

稜の石室ですが、私の前の人は下まで降りて写真を撮っていましたが、私が降りようとすると先生が来て降りられませんでした。

巨大な石柱が出てきています。
地震で倒れたのではないかということですが、この石を切り出してここに運べるということは、かなりの権力のある人以外ではできないでしょう。



陵墓は小高い山の中腹にあり、近くには「右高野・・・」などとかかれた道標があったところを見ると、峠道だったと思います。
ロマンですね。
お堅い宮内庁は、2.5kmほど離れたケンノウ古墳を斉明天皇陵としているようですが、日本書紀とも合致するこの陵墓の方が、正解でしょうね。

歴史を探るのはおもしろいですね。
でも年代とか人の名前とかは、すぐに忘れてしまい、ごちゃごちゃになるので少しつらいものがあります。

並んでみていたご婦人方の会話。
「ここの現地見学会が2日あってよかった。明日は神戸でまた発掘された古墳の現地説明会があるのでそれに行きたいの」
「そう私もそれに行くのよ」
現地説明会のはしごをやっているんですね。

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