満天の星空2016年07月15日 21時31分24秒

もう七夕も過ぎましたが少し前の新聞記事に、日本人の7割が「天の川」を見ることができないという記事が載っていました。

日本では人口の70%が天の川が見えない地域に住んでいるということで、北米では80%近く、欧米では60%ということでした。

光害ですね。

子供達が小さい頃ペルセウス流星群が来るというので、生石高原にテントを張って観察したことがありますが、海南と和歌山の町の灯りで夜空が白っぽく、流星が流れてもそれほどきれいでありませんでした。

あれから30年近く経って状況はさらに悪くなっていると思います。
満天の星空は、紀南に行けばまだ見ることが出来ますが都市部では天の川そのものの存在を知らない人が多くなっていると思います。

光害は世界的に深刻な問題ですね。
光害を少なくするということはとりもなおさず省エネをしているということですから、これも全世界的に取り組めばCO2削減などの成果が上がるはずです。

星空タイムなどと銘打って、各国で消灯タイムを作れば面白いですね。

アフリカのチャドや中央アフリカでは、人口の光が少ない状態で夜を過ごす人が80%近くを占めている、ということである意味うらやましいです。

今は、満天の星空を見るとやたら感動しますが、私の子供の頃はそれが普通でした。

写真は、めずらしく早く帰れたのでホーム寸景です。



それにしても今日のニュースにあったフランスのトラックのテロ、怖いですね。

そのうち日本も、と思いたくはないですが今の世の中何があっても不思議でないような、そんなざらついた空気が漂うようになりました。


気を付けなければなりません。