片づけのことなど2009年05月05日 20時56分32秒

棚を一つ作るとそれにあわせてものを移動しなければならなくなり、あちこち移動させて、かなりスリムになってきました。

レコードもかなりあるのですが捨てきれずにいます。また本も際限なく増えるので、重くてかさばるアサヒカメラや日本カメラもかなり整理をしましたけれど、機械式カメラの時はカメラのインプレッションといい写真記事の所だけ残して後は捨てていました。(まとめてボンドで背張りをして一冊の本にしています)
ところが最近のは保存する気にならなくて、本のまま捨てるのが多くなりました。なぜかというとデジタル一眼のインプレッションがあっても新しいのがいいに決まっているため、古いのは見る気にならないためです。
たとえば、ニコンを例にとれば、家にあるD70やD40xと最新式のD5000では写りも操作もかなり違っているため参考にならず、やはり新しいものを買わなければ満足しないと思います。最近はデジタル一眼がビデオ機能を持ち出しましたものね。
銀塩カメラの場合は、純粋にメカを楽しんで、わずかな違いを見つけ購入するカメラを決めたり、まだこの機能で十分という判断が出来たものです。今はそういう選択の楽しみがなくなりました。ハードの部分もコンピュータのプログラミングで操作をしてしまうところがあるので、カメラに使われている感じになります。
レンズも廉価版でも驚くほどの写りをするし、写真を撮る分にはいまやデジタルの方がシャープで、すばらしく良くなっているのですが、どこか、なぜか、満たされないものがあるのです。かといってもう銀塩オンリーに戻ることはできません。

レコードといいカメラといい、ほぼ完全にデジタルに移行しつつありますが、レコード盤のほこりを払い、傷を付けないように気をつけながらカートリッジをレコード盤に乗せるときの一種独特のワクワク感は捨てがたいものがあります。フィルムでいえば、ネガやポジを光にすかしてどんなに写っているか見るのがまた楽しいのです。

ずっと昔、毎日放送と朝日放送がジョイントして、ステレオ放送の実験をしたのを思い出しました。当時のアナログ放送はステレオが出来ず、ラジオ局がそれぞれ左右の音に分けて発信し、聞く方はラジオを二つ置いて、ステレオで聞いたものです。今はアナログでもステレオ放送で、テレビはもうすぐ完全にデジタルになってしまいます。
そんな時代なのですね。

でもやっぱり休みになるとレコードを聴き、出かけるときのカメラバッグには必ず銀塩カメラを1台忍ばせている私です。

写真のレコードプレイヤーは1970年に買ったものでちょうど40年。途中ベルトを2回交換しましたがいまだ現役です。アンプもそのままです。
アンプは最近のパワーのあるのがほしいのですが・・・

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