地域活性化について2018年12月05日 22時27分25秒

先日根来げんきの森を歩いたが、そこでパンフレットをいくつか参考に持ってきた。
岩出市の観光案内もあったが、目玉は根来寺だけであった。
少し寂しかった。

岩出も古来から交通でも政治的にも重要な位置にあり、歴史が深くいいところである。
なのに根来寺以外の歴史的な見どころがほとんど書かれていなかった。
道では、岩出も大和街道の通ったところで、今もその遺跡は残る。
また街中でも民家などの古建築などが残っているのである。

そして問題は岩出市だけを紹介していることである。行政区域しか紹介していないことで、岩出に隣接する和歌山市や紀の川市も名所旧跡があり、岩出市から少し足を延ばせばそこに行ける。
しかしその紹介はほとんどない。

これは岩出市だけではなく日本のどこも同じである。

こと観光に関しては、行政域を超えて紹介しいろんなところに足を延ばしていただくことこそがおもてなしでなかろうか、といつも感じる。
案内板でも隣町の案内はされていない。
せめて案内のエリアをちょっと広げて隣町へのアクセスなどを書いてくれたらより便利になると思うが、行政区域でぶっつり切られて書かれている。

地方活性化を言われて久しいが、各市町村がばらばらの取り組みをしているので、その地方の統一感がない。
イベントをしてもしょぼいのが多くなった。
これが近隣地域合同で継続的に開催をしていけば名物になると思うのだがどうだろうか。

今の日本では無理かな。

写真は今夜自宅に帰ったら門柱の下でじっとしていた蛾。
きれいだったのでカシャ!

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