通勤電車のなかで2019年03月04日 21時54分50秒

朝から雨。
傘をさして駅まで。

少し早い電車。この時間は勉強好きな学生が多く、天王寺までほぼ立たなければいけない。

女子高校生二人が、今日は試験でもあるのか、それぞれスマホで撮影したほかの人のレポートをスマホをこすりながらノートに熱心に写していた。

勉強の風景も違ってきた。
そういえばスマホだと会わなくてもレポートのやり取りが出来る。
写真に撮って送ればいいだけ。
能率的だ。

周りを見まわすと、前の席ではボックスに座っている4人が全部マスクをしている。
立っている人も10人のうち6人くらいはマスクをしている。
カフンショー。

この景色も時代を映している。
昔はこんなことはなかった。

マシンは、特に通信機器の進歩は素晴らしいけれど、人間はあらゆる面で弱くなり退歩しているのじゃないだろうか。

私が高校生の時は、国道42号線は田辺から向こうは未舗装で、車が走れば砂埃がひどかった。その頃はカフンショーなどなかった。
そうした自然の埃や異物にさらされていたので免疫ができていたのがすべてがきれいになりすぎて、耐性が落ちてきたのだろう。

そして僕もかかってしまった。

今日会社のトイレの鏡で見ると、鼻をかみすぎたせいで、鼻の周りの皮がひどくむけていた。
席に戻って、
「鼻の皮がむけている」
というと、
「知っていましたよ」
といわれた。
恥ずかし。