街角にて2008年03月30日 00時14分17秒

町を歩いていると時々面白いものを見る。
ものが使われず放置されているとき、それは別の姿を見せてくれる。
放置自転車も、次第に形を変えていくのが面白い。

通勤の道筋で、ビルの谷間に、おいたままになっているカブがある。
一応カバーをかぶせているのだが、全く乗っていないので、そのカバーに水がたまっている。
もう少し前は、ほぼあふれるくらいにたまっていた。
しかし誰かが水を抜いたようで、減っていた。
もっとたまらないかと楽しみにしていたので、残念だった。
ところがまた水がたまりだした。
だんだん増えているところをみると、穴は開いていないようである。
一雨ごとに水の量が増えている。
関心のない人には、単に水がたまっているだけのことだけれど、何故か
こういう風景が好きなのである。
満水近くなって、膨張したカバーの持つ危うさを想像すると何となく楽しくなってくる。

本当のところは、こうして放置しないで乗ってあげてほしいのですが・・
乗れない理由があるのでしょうね。

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