シオカラトンボのワックス2019年02月07日 21時38分42秒

会社が購読している日経新聞を週明けに、まとめて見ているが、先週の記事に面白いのがあった。
産業技術研究所のグループが成熟した雄のシオカラトンボが作り出すワックス成分を突き止めたという。
その成分を人工的に合成すると紫外線をよく反射し水をはじく性質を再現できたということである。

シオカラトンボの雄はワックスで体表面を覆っているという。
雄の作るワックスの主成分は、炭素が鎖状に長くつながった「極長鎖メチルケトン」と「極長鎖アルデヒド」だった。
これはシオカラトンボ独自の成分だそうだ。

こんな研究もしているのを初めて知ったが、いろいろ使えそうである。
特にアウトドアグッズに使えるのではと思う。

自然界のこうした仕組みを解き明かして生活に役立つものを発見しいってほしい。

楽しみである。
それにしても遺伝子工学はあらゆるものを丸裸にしてしまう。

今夜は日根野駅からすぐのところで警察がアルコール検問をしていた。
本当に久しぶりの検問で、以前の検問は警官に向かって息を吹きかけたが、今回はマイクによく似た機械で計っていた。
少し進歩している。
帰り道ではパトカーに一台捕まっていた。
今夜は検問の日だったのだろうか。

写真はシオカラトンボではないが、きれいなトンボ。
トンボは大好きな昆虫である。
木にとまっていても飛んでいてもかっこいい。