大狂言会2019年04月27日 22時50分22秒

10連休一日目。
朝起きるとツツジの花が咲いていた。
選定が悪いので思ったように咲いてくれないが、ともかく目を楽しませてくれる。


今日は、フェスティバルホールで行われた野村萬斎の狂言を見に行った。
駅のホームで、快速とクロシオがすれ違った。
アドベンチャーワールドのラッピングがされていた。
シートのパンダがかわいい。


フェスティバルホールはたくさんの人開場を待っていた。
野村萬斎の人気がうかがえる。



狂言の演目は、「越後聟」「髭櫓」「楢山節考」であった。
どれも伝統と新しさがあり面白かった。

「髭櫓」は話そのものは荒唐無稽なのだが、天皇の即位の時など演じたそうである。
「楢山節考」は深沢七郎の小説は読んだが、狂言の演目となるとまた違った面白さがある。伝統芸能の格式と小説の持つ物語性とがうまく重なり合い、笑いは萬斎のカラスが鳴くところ以外は、このカラスが物語性に深みをくわえていたが、それ以外は一切なかったが面白かった。子供5人ほどが歌いながら万作演じるおりんさんの周りを回るのもよかった。


もうすぐ5月。
それとともに平成も終わる。