大阪2013年05月26日 22時35分00秒

大阪市立美術館であったボストン美術館展を見に行ってきました。
なかなか見応えがありました。

廃仏毀釈で灰燼と化す可能性のあった美術品を、集めて保存してくれていたのを感謝したいです。

ふと気になったのが、同じ時代の日本にあるものと比べ、色が鮮やかだということです。あちらでの保存状態がいいのでしょうね。

そういえば北斎の絵も外国で保存されているものの方が色鮮やかで、元の色をよく残しているとテレビ番組でも言っていました。

京都でその現物を見ましたが、きれいでした。
なぜなのでしょうね。
我が国の美術品保存は、何百年も色を保ってきた高松塚の壁画もあっという間にカビをはやしてしまって台無しにしてしまうのですから無理からぬ事ですが、宝物は大切に保存していってほしいですね。

今回の展示会でおもしろかったのは吉備真備の遣唐使の絵巻で、今のアニメに通じるおもしろさでした。

ボストンにいってもっとたくさんのものをみたいと思いました。

市立美術館の前からは阿倍野ハルカスがよく見えました。
しかしこのビル何となくおもしろみがないですね。ただ高いだけ、という感じです。
この写真を撮っているとき歩いているグループが、
「なぜあんなビルたったんやろね」と話しながら歩いていきました。
私も同感です。
どうせ建つのなら、もっとインパクトのあるいいデザインのものがほしかった感じがします。
なんとなく違和感と物足りなさを感じるのは、私だけでしょうか?

通天閣の下ではいろんな仮装をした人がいました。
ミラーマンがいて、キョンシーもいました。

とうとう大阪も人力車が来ました。
人力車を前に記念撮影をしていましたが、阿倍野ハルカスは無視されていました。
これがスカイツリーならバックに入れるでしょうね。

このあとグランフロント大阪に行ってきましたが、たくさんの人でごった返していました。
せめてこの1%でも和歌山に来てほしいと思いました。