近江のおもしろさ ― 2014年05月12日 23時17分23秒
近江路を車で走るといつも新しい発見があります。
今回も、小さな案内板に「福林寺跡磨崖仏」と書かれていたので、そこに行ってみました。無住職らしき小さなお寺に車を置き、ほんの100mほど山の中に入ったところに磨崖仏はありました。
なるほどその山にはあちこちに手頃な岩が転がっていました。
そんな石に彫られた観音様やら地蔵菩薩。
周辺は雑木林でしたが、往事は寺の境内で栄えたのでしょうね。
室町時代からですので、風化していますが味わいのある仏像がありました。
案内板にも書いていましたが、もっとたくさんあったはずなのに大阪の商人がかなり持ち去ったとか、だめですね。
この観音様の右肩の溝は、ノミで観音様を取って帰ろうとした爪痕らしいです。
琵琶湖周辺にはいい磨崖仏が点在してますね。
またあちこち見に行かなくてはいけません。
奈良や京都もいいですが、この滋賀県も見所の多いところです。
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