釣りのことなど2015年10月02日 23時27分55秒

紀の川の子バス
開高健さんの「もっと広く!」の上巻の見開きに。

 魚釣りは子供のうちはいいけれど、
 大人になってやるものではありません。
 人を孤独にしすぎます。
         ---フランス・モンペリエの下宿のおばさん--

という文章があります。

そうかもしれません。
子供のころから、前が海だったので魚とべったりでここまで来ました。
アジ釣りから始まって今はルアー釣りですが、確かに釣っているときは一人ですね。
時間も忘れ、世の中のあらゆる雑事が頭の中から消え失せます。

魚が釣れた時の高揚した気持ちは、釣りをしない人には到底理解しがたいものでしょう。

特にルアー釣りを始めてからは待ちの釣りではなく、攻めの釣りとなるのでルアーをとっかえひっかえ相手をだましてヒットさせ、短い竿で彼らとやり取りをしているときの喜びはひとしおです。

開高さんのこの「もっと広く!」のあとの「オーパ!」でさらにルアーにのめりこむことになりました。

ルアーといっても結構奥深く、同じ種類のルアーでもよく釣れるものとそうでないものがあります。

これが不思議です。

フックに2,3mmの小さいゴミがついていても釣れません。

これくらいわからないだろうとごみをそのままにしても、敵はちゃんと見破りくらいついてきません。

また天気の違いでも食ったり食わなかったりします。
それと潮時でも釣果が大きく違うのは常識ですが、海だけではなく川魚も同じですね。

ですからスマホには潮時のアプリを入れ釣れ時を検索します。

紀の川のバスは、この前の大雨以来釣りにくくなってきました。
これからが勝負かもしれません。

海のチヌやスズキも釣りたくていろいろリサーチしています。

あー、川でも海でもいいから、引き上げるのに大汗をかくくらいの思い切り大きなのを釣りたいです。