このごろ思うこと2019年01月31日 12時33分18秒

EVトラック
今朝は新聞にビニール袋がかぶっていた。
気温は6℃であった。
せっかく暖かだったが、雨が降っていたので、車。

最近、国に頑張ってほしいと思うことに、日本が活性化するためには規制を緩めて、とにかくチャレンジさせようという気概が必要であるということがある。

新しい取り組みを妨げている規制とか法律は改正しながら新しいチャレンジを助ける必要がある。でないと、日本はいつまでも水面下のままである。

例えば電気自動車の4次ブーム、そうアイミーブやリーフが登場した時でも、日本は急速充電を重視した。急速充電装置は非常に高いものについて、大阪では45か所しかなかった。
その大半が三菱や日産のディーラーであった。

そのころは電力の法律で一施設1引っ込みという規制があり、マンションなども屋外の駐車場に充電装置が欲しいといわれても電力線が引き込めなかった。
結局は購入をあきらめた方が多かった。
当時から外国では200Vの簡易な充電設備がたくさんできていた。
またEVのブームがおきているが、まだまだインフラも十分ではない。

電動飛行機をとっても外国では開発が盛んである。
日本はその端緒にもつけていない。

様々な新しいものへのチャレンジに対して、「できるはずがない」「やれるはずはない」「危険である」とか言う人は、チャレンジを実行している人の邪魔をすることをやめるべきだと常々おもっている。
現実は、横やりが入り、規制が新たに作られて、結局は新しい試みも尻切れトンボになってしまう。

日本の寂しい現実である。

写真は9年ほど前私たちが作ったコンバートEVのトラックである。
2トン積みEVトラックは日本初だった。
1トンの荷物を積んで六甲の神戸大学まで走り、きちんと会社までを戻った。大阪から京都往復を、途中の充電なしで走れたのは当時この車だけだった。
1充電180kmは楽に走れた。
当時コンバートEVを作るのが盛んであったが、数が増えてくると、途端に車検の際の提出書類が多くなり車検受けが素人では困難になった。
どこかから横やりが入ったのだろう。

今度の万博ではシャトルバス等にEVか燃料電池車が大量に必要であるが、対応はどうなるか、心配している。