里山歩きがしたい2019年10月29日 20時53分01秒

最近里山を歩けていない。
その昔は、里山やひなびた漁村の面白さに魅せられて、近くの集落に足しげく通った。
最近はとんと行けていない。

1973年から1990年くらいまでにはたくさんの写真が残ったが、最近はほとんど撮れていない。
日本が変わっていく様を自分なりに記録していきたいと思うが、ままならない。

1960年から1970年代の景色はどこもほのぼのとしてなんとなく豊かな感じがしたが、高度経済成長に続くバブル期以来日本は変貌し、今は後戻りできない状態になってきた。ヨーロッパの国々は国を挙げて地球環境も含め、昔に戻そうと頑張っているが、日本はその気配がない。

少し寂しい。

政府はまた介護保険制度を変えようとしているが、ちらっと見ただけだがますます弱者が虐げられる感じである。

昭和から平成時代の悪いところばっかりが引き継がれている気がする。
昭和30年代の、貧しいけれど豊かだった頃が懐かしい。

なぜ里山が好きかというと、昭和30年代の昔とあまり変わらないたたずまいにノスタルジーを感じるからである。

写真は昭和50年(1975年)の熊野川沿いの村である。